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イラク
通常なら、イラクのどのホロスコープが信頼でき、そしてどの時刻を選ぶべきかが問題となる。波乱万丈ともいえるイラクの20世紀の歴史年表から、建国の日時を選ぶのは簡単ではない。
第一候補は、イラクがペルシャ=トルコ支配から英国支配に移され、そして独立を果たした1932年10月3日であろう。しかしその後のイラクの変化を見ると、これはちがうといえる。
次の候補は、クーデタが起きた1958年7月14日である。当時、多くの非原理主義イスラム教徒のエリートたちは、エジプトのナセル大統領を、内外的に米英主義を排する啓蒙的なリーダーと見なしていた。そしてナセルによって最も刺激された国のひとつがイラクだった。
イラクでは、7月14日、アブドゥルカリム・カセムがハシミテ国王の政権を打倒し、こんにちイラク共和国と呼ばれる体制を樹立した。米国とイラクの確執は、この時期、すなわち冷戦時代にイラクが汎アラブあるいは共産主義に傾いた時期にまでさかのぼることができるというのが、多くの歴史家の一致した見方である。
イラクは、米国に傾くことは一度もなかったし、西アジアのほかのイスラム国家と同様に、原理主義国家でもあった。イラクと米国との間に一度だけ蜜月時代があったが、それは1950年代初めにバグダッド条約によってもたらされたものであり、非常に短いものだった。
3番目の候補は、1968年7月17日のホロスコープである。しかし、これは受け入れられない。なぜなら、英国がカリフを打倒してイラクの支配権を握ったのがこの日時だからなのだ。
以上の理由から、1958年7月14日のホロスコープが、1979年以降の終わりのない戦争状態をよく表わしており、イラクのチャートとして最もふさわしいといえる。
この革命は未明に起きたが、他の歴史事実と照らしても、牡牛座アセンダントが我々にとってふさわしい選択であるように思える。月も牡牛座に在住するので、それが間違いであったとしても修正されるだろう。

1958年7月14日
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| ASC |
04°24′ |
| 太陽 |
27°42′ |
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月
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22°45′ |
| 火星 |
01°58′ |
| 水星 |
26°21′ |
| 木星 |
29°22′ |
| 金星 |
26°48′ |
| 土星 |
27°05′ |
| ラーフ |
04°21′ |
| ケートゥ |
04°21′ |
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(つづく)
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