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メーリングリストみなさんへ
私が使ったエリザベステーラーの出生データは、ロイス・ロッデン・データベース(Lois
Rodden database:アストロデータバンクのホームページ)からのもので、レベルは「A」です。情報源は、母親の回顧録で、1989年に書かれたものです。他のデータも流れていますが、詳細は知りません。出生データは、次のとおりです。
February 27, 1932
2:15 AM
London, England
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出生図
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ナヴァーンシャ
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数年前、彼女の一生の出来事を検証したうえで、この出生データを受け入れました。というのは、個人的見解ではありますが、データの正しさを確認できたと思ったからです。もちろん、これは私見であり、間違っているかもしれません。
この出生図が正しいと思ういまひとつの理由は、このチャートから、彼女がハンサムで裕福で有名な男性との間で結婚と離婚を繰り返すこと、そして彼女の結婚における問題、つまり夫の死、薬物乱用、暴力などの結婚生活における悲劇が見事に読み取れたからです。
結婚生活におけるカルマの潜在性を読み取るためには、聖者パラーシャラが言うように、最初にカーラカである金星の状態を出生図とナヴァーンシャの両方で調べる必要があります。そして次に、7室と7室の支配星に対する惑星の影響を、次の3つの視点で調べる必要があります。
@アセンダント(ラグナ)から見る
A月(チャンドラ・ラグナ)から見る
Bカーラカである金星から見る
もし完璧を期すのであれば、出生図とナヴァーンシャの両方でやるといいでしょう。
生来的な凶星とドゥシュタナ・ハウスの支配星(特に6、8、12室の支配星)が複数絡んでくると、結婚生活における問題や困難が読み取れます。
この分析手法をエリザベス・テーラーのチャートに適用すると、なぜ私がこの出生データが正しいと思っているのかがご理解できると思います。
さっそく、アルフォンソ氏から頂いたレス(訳者註: アルフォンソ氏は、以前マークが投稿したメーリングリストにクレームをつけている)を検討してみましょう。彼は、エリザベス・テーラーのチャート(蠍座のアセンダント)を元に意見を述べています。
「ジョーティッシュ風にい言えば、金星は傷ついていません。金星は、どの惑星からもアスペクトを受けておりません。唯一の例外が、土星ですが、それは金星に対して76度でセクスタイルの位置にあります。」(アルフォンソ)
この記述から、どうして彼が「ジョーティシャ、とりわけダシャーが機能しない」と思っているのかが理解できました。
彼は、彼女の金星(7室の支配星)は「ジョーティッシュ風にい言えば」「傷ついていない」と言っていますが、それは単に彼がジョーティッシュの基本中の基本を知らないことを意味しています。これを見て、彼がエリザベス・テーラーのチャートを正しく見れなかった訳がわかりました。
エリザベス・テーラーの金星は、同時に7室の支配星でもありますが、ジョーティシュでみると大変傷ついています。ラーフとコンジャンクトし、土星から3番目のアスペクトを受け、さらに若干凶意のあるドシュタナ・ハウスの支配星でもあり、アセンダント(ラグナ)にとっては機能的凶星といえます。
加えて、彼女の7室は火星から4番目のアスペクトを受け、クジャ・ドーシャになっています。特に火星は、ムーラトリコーナである6室の支配星であり、6室は敵対と戦いを表わします。
3つの本来的凶星(火星、土星、ラーフ)が7室と7室の支配星と絡んでいる。しかも凶星の2つはドシュタナハウスである3室と6室の支配星です。これでも金星は傷ついていないといえますか!?!?!?
彼女の結婚生活が、諍いと暴力とドラッグでしばしば荒れ、やがて離婚に至ったことは周知のとおりです。特にリチャード・バートンとの有名な関係については、このことが言えます。彼女は、リチャード・バートンとの間で11年にわたって結婚と離婚を2度も繰り返しました。
リチャードバートン
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人間関係のカーラカであり、7室の支配星でもある金星は、アルコールとドラッグを表わすラーフとコンジャンクトし、一方7室は、暴力をあらわす6室の支配星である火星からアスペクトされています。
ナヴァーンシャでは、金星はやはりラーフ=ケートゥ軸と重なり、大凶星である8室の支配星(水星)とコンジャンクトしています。
それでは、純粋に古典的なジョーティッシュの観点から見て、結婚問題でこのチャートだけからは読み取れないものはなんでしょうか?
外惑星を考慮することがもし許されるなら、金星は天王星とコンジャンクトし、冥王星とスクウエアを組んでいるという事実は、さらに金星が傷ついているという新たな論拠として使えるでしょう。しかし、そうではないからといって金星が傷ついていないというのでしたら、ばかげていると言えます。
では、今度は7室の良い面についても忘れずに見てみましょう。7室の支配星である金星は、高揚の位置から3度しか離れていません。7室の支配星は5室に在住しますから、ラージャヨーガを形成し、さらに高揚した、ディスポジターでもある木星からアスペクトされています。
エリザベス・テーラーは、ハンサムで、裕福で、有名で、影響力のある多くの男性から、誘惑を受ける一方で深く傷つけられました。こういった男性たちは、彼女に高級品を買い与え、ジェット機を使ったライフスタイルを提供し、特にリチャード・バートンは、1800万ドルを彼女につぎ込んだとされています。
タイミング
エリザベス・テーラーは8回、7人の男性と結婚しました。結婚の時期は、以下のとおりです。
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ヴィムショッタリ
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ヨーギニ
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1
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ニッキー・ヒルトン (1950.6.6) |
土星/水星
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金星/金星
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2
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マイケル・ウイルディング(1952.2.21) |
土星/金星
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金星/ラーフ
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3
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マイケル・トッド(1957.2.2) |
土星/月
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ラーフ/ラーフ
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4
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エディ・フィッシャー(1959.5.12) |
土星/ラーフ
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ラーフ/木星
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5
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リチャード・バートン(1964.3.15) |
水星/水星
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ラーフ/金星
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6
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リチャード・バートン(1975.10.10) |
水星/ラーフ
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ラーフ/土星
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7
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ジョン・ワーナー(1976.12.4) |
水星/木星
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水星/金星
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8
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ラリー・フォーテンスキー(1991.10.6) |
金星/太陽
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金星/土星
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註:(3)マイケル・トッドは1958年3月23日、飛行機事故で死亡しました。そのとき彼女は、土星/火星期(ヴィムショッタリ)とラーフ/ラーフ期でした。
タイミングについてコメントする前に、パラーシャラのシステムにおける、結婚のタイミングを決めるパラメータについて、惑星時期の順番に沿って概観しましょう。
私はこのテーマについて、「ダイヤモンドは女性のベストフレンド」という記事で詳細に書いています。
| @ |
出生図とナヴァーンシャの双方について、1室と7室に関するマハーダシャーとサブダシャーを調べ、重要な人間関係の成立や結婚の可能性を探る。 |
| A |
金星やラーフのような、元から結婚と関係する惑星期についても検討する。とりわけ、金星/ラーフ期やラーフ/金星期は要注目。これは、金星やラーフが7室と関係していなくても、成立する。 |
| B |
マハーダシャーとサブダシャーの惑星がナヴァーンシャで7室と密接にからむとき、結婚する可能性が高い。ナヴァーンシャで星座交換やコンジャンクトする惑星、あるいはお互いにアスペクトしあう惑星は、7室と絡んでいなくても、その両方がマハーダシャーとサブダシャーのいずれかの時期であるとき、結婚をする可能性がある。 |
| C |
完璧を期すのであれば、アセンダントからだけではなく、月や金星(生来的なカーラカ)からも、7室について検討する。これを出生図とナヴァーンシャの両方について行い、繰り返し現われるテーマや顕著な惑星、コンビネーションを探す。
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このメ−リングリストで、ラオ先生から教わったコンポジット・アプローチをすでにデモンストレートしている。このアプローチでは、2つ以上のダシャーシステムを使い、予言精度を上げることができる。ジャイミニシステムは、読者の皆様はあまりなじみがないようなので、ここではヴィムショッタリダシャーとヨーギニダシャーしか使わなかった。経験によると、ヨーギにダシャーは、結婚のタイミングを計るのにとりわけ有効に機能することを確認している。
しかし、それぞれの結婚の時期を詳細に検討する前に、まずもっと概括的な疑問に答える必要があろう。なぜ、彼女は何回も結婚しなければならなかったのかについて・・・。
私の回答はこうです。7室と7室の支配星はとても対照的です。7室と7室の支配星に関する良い要素のお陰で、彼女は多くの男性と関係し、多くの結婚の機会が訪れました。しかし、7室と7室の支配星に関する悪い要素のせいで、これらの関係はいずれも壊れたのです。
さらに、11室の支配星はその傾向を「助長」し、凶星である8室の支配星は、「破壊」をもたらしました。ナヴァーンシャでアセンダントが蠍座にある良い点は、7室の支配星が金星で、それが8室と11室の支配星である水星と、ラーフ=ケートゥ軸でコンジャンクトしていることでした。
明日は、それぞれの結婚のタイミングと彼女の健康について詳細に検討してみましょう。
マーク
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