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バスカラナンダ氏からの口頭伝授: ケーンドラの吉星
バスカラナンダ氏は、ケーンドラ(1,4,7,10室)に吉星が在住することを最も重視することもありました。また、ケーンドラに吉星がひとつも在住していなくても、吉星がケーンドラにアスペクトしている場合には、その悪影響はある程度緩和されるとしていました。ヴィシュヌのハウス(1,4,7,10室)は高貴さを表し、そこに吉星が在住することは、占星術という神聖な分野に対する高貴なアプローチという意味合いをさらに補強するのです。
逆にケーンドラに凶星しかない占星術家は、悪意があり、才能を欠き、不誠実で、正しい知識がなかったり、あるいは知識があったとしても消化不良であったりして、ダメな学者であるといえます。そのような占星術家は、占星術よりも低級のシッディ(超能力)を多用します。これはシューラ・ヨーガ(shoola:棘[とげ]のヨーガ)として知られている配置です。シューラ・ヨーガを持つ人は、家庭では不幸で、妻子などから敵意を持たれます。悪意から敵をつくることもあります。
とくにケーンドラに吉星がなく、凶星が一つだけある場合、これは最悪のシューラ・ヨーガです。ケーンドラにある凶星がひとつでも吉星によってアスペクトされていれば、凶意はほんのわずかですが緩和されます。しかし生まれながらのぺてん占星術家になります。
(つづく)
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