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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

星を見つめる聖者たち 9章
私のジョーティッシュ・グルT (その1)
 
Yogis, Destiny, and the Wheel of Time: 9th Capter # 01

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(No.01)

ラオは、若い頃から占星術を始めとする様々なオカルトサイエンスについて、その道の第一人者から手ほどきを受けていた。しかしラオ自身は占星術にはあまり関心を示さず、むしろスポーツやゲームに熱中する普通の若者であった。

あるとき、グルジと出会い、占星術への興味が再燃し始めた・・・。

私のジョーティシュ・グル

10歳から15歳のころ、私は母から、数秘術、手相見、オーラの見方、そして占星術について学びました。その後、ラックナウ大学でサンスクリット語の講師としてとても尊敬され、なおかつ私の幼なじみの父親でもあったシュリー・ガヤ・プラサド・ディクシト氏から、私は筆跡学を学びました。

しかし当時の私は、自分の職業を決めるにあたり、真剣に追求すべき対象として占星術を考えることはありませんでした。私は、スポーツもできましたし、それなりに学業もうまくいっていましたので、自分の職業の選択肢としてオカルトサイエンスを考える必要がなかったのです。私は、チェスやブリッジに熱中していくつかの賞も取りましたし、仕事も忙しかったので、占星術からは随分遠ざかっていました。ですから、占星術や手相などのオカルトサイエンスに興味を抱いていた同僚のほとんどのは、私が彼らと同様にその分野でちゃんとした議論ができる相手であるとは思いもよらなかったに違いありません。またその当時、占星術家である母は、私に占星術の手伝いをさせようとしていたのですが、母とも離れて暮らしていましたから、占星術に対する私の興味が再燃するのに、その後、数年を要しました。

占星術を始めとするオカルトサイエンスに再び興味を抱いたのは、私のグルジ(グル:師匠、ジ:敬称)が占星術を修行に用いていたからでした。兄弟子で、私の面倒を見てくれたニルマルダ氏は、私よりかなり年長で、人生において最も尊敬できる人物のひとりでありました。彼は、ダッカ大学を卒業した一級の天文術家であり、ネルー=インディラ時代の有名な教育者・科学者であったフマユン・カビルの後輩でもありました。

ある時、ニルマルダ氏は私のホロスコープを描いてグルの前に置きました。私のグルジはすかさず、「ラオは、12室のケートゥが、9室と12室の支配星とコンジャンクトして、かつ5室の支配星である土星からのアスペクトを受けているはずだ」と言って、そのホロスコープが間違っていることを指摘しました。私はニルマルダ氏に、グルジのおっしゃっていることが正しいと伝えました。私の母が、兄弟の中で私にだけ占星術を教えた理由が、まさにこれだったからです。

(つづく)

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