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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

星を見つめる聖者たち 5章
覚醒したクンダリニー
 
Awakened Kundalini
Yogis, Destiny, and the Wheel of Time: 5th Capter # 08

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(No.08)

クンダリニーが覚醒した人の中には、なにかをしながらプラーナヤーマを長時間にわたってする人がいるようです。また、12室に美しい組み合わせがあると、隠遁の傾向が強まるようですね。

例A

Mさんと呼ぶことにしましょう。Mさんは、シャイで内気で、バジャン(聖歌を歌う)のときはトランスに入って典型的なクンダリニーの覚醒症状を示す人でした。Mさんは、トランスにはいるとすぐにバストリカー・プラーナヤーマ(呼吸法の一種)を始め、それを何時間も続けるのです。このプラーナヤーマは、それだけをやるにしても何時間も続けてできる人はいません。1979年、スワミ・アムリタ・ヴァグバーヴァに会いに、友人のアナンダ・クマールとデリーに行ったとき、スワミジは、わたしたちと会話しているその最中に、長くヒューヒューと音を立てながら入出息を繰り返すプラーナヤーマをおこなっていました。クマールは、少し驚いてわたしの顔を見ました。わたしは、彼の手を押さえて静かにするように諭し、後でそれがなんなのかを説明しました。

Mさん自身は占星術家ですが、彼のホロスコープは純粋の聖者のものでした。Mさんは、現在アッサムのあたりで、人生の中でもっともスピリチュアルな時期を送っているはずです。Mさんは、トランスにはいると、大声で歌をうたい、その声はなんキロも先にまで聞こえるのでした。しかし人々は、彼の声を聞いて驚くかわりに、より真剣に神に献身するようになったのです。

これはもっともかわった部分に属する話ですが、Mさんは生まれながらの世捨て人で、話しかけられない限り人に話しかけることはありませんでした。ヴィシュヌ神にバジャンを捧げるグループの中にあって、Mさんは決して女性には近づかず、自らのサダーナ(修行)に専念するのでした。Mさんの12室でのコンビネーションは、信じられないほど美しいものでした。

(つづく)

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