霊視から生じる精神異常
私自身も霊視を体験し、怖い思いをしてきたので、霊視から生じる精神異常に関してちょっとした研究をここで紹介しましょう。これには、ヴィムシャーンシャの正確な検証が不可欠です。しかし、ここでは出生図において何が精神異常につながるかを紹介します。
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火星とケートゥが5室と9室の支配星とコンジャンクトする場合、幽霊のようなものを霊視するケースが多い。 |
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5室か9室の支配星である土星がケートゥとコンジャンクトし、かつ木星からの保護がない場合、世俗的なビジョンは止まり、聖なる丘・巡礼・将来の出来事を伝えてくる聖者、などの宗教的なビジョンが、生じては消えます。しかし、それらは単なるビジョンに過ぎません。 |
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火星とケートゥが5室に在住していて、5室や9室の支配星の保護がない場合、見えるビジョンはささいなもので、不幸なことが多い。 |
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火星とケートゥが5室に在住していて、5室や9室の支配星の保護がある場合は、時として目もくらむばかりの経験をすることがある。 |
シッディ(超能力)が人生の一部となった偉大な聖者たちの場合は、その修行が結果を生じさせる時期を検討する必要があります。その時期以降、彼らのシッディはずっと続きます。
しかし、私のような凡人の場合、これは多くの事例をもって研究した結果としてはっきりと言えることですが、以下のようになります。
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マハーダシャーとアンタルダシャーが蟹座と魚座の惑星の時期。第2、第3のドレシュコーナ(ドレッカナ)の場合が望ましい。サルパ・ドレシュコーナと呼ばれているものは、霊的な意味ではクンダリニーの力を表しています。蠍座はこの力を与えますが、精神的に病的な状態を伴います。蟹座と魚座は月と木星の星座であり、もしかしたらこの吉星としての性質のおかげで、甘く宗教的な色合いの霊視を生じさせるのかもしれません。火星に影響されている蠍座は、悲劇的・気味の悪い・時によってはお化けの、ビジョンを与えます。 |
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これらのビジョンは、5室や9室の支配星の時期にも生じます。 |
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8室在住の惑星はこれらのビジョンにおいて非常に重要な役割を果たします。その期限と頻度は、ほとんど際限がないと言えるでしょう。 |
トランジットにおいては、木星が出生図のケートゥにアスペクトしていたり、ラグナから5室や9室に在住している場合が、そういうビジョンを見る最適の時期でしょう。
後になって気づいたことですが、これらの配置が12室と絡んで生じる場合、その経験は夢の中で生じます。一方、5室や9室と絡んでいる場合、ある時はプージャ(宗教儀式)の途中に、そしてある時は夢の中にビジョンを見ます。しかし、8室が絡んでいる場合は、あらゆる状態においてそれが起こりえます。それは夢の中だったり、瞑想中だったり、目覚めて歩いているときにもそれが起きえます。
しかし、ここで警告しておかなければならないことは、このような霊視は人の霊的な進化を表すとは限らないということです。
私は霊視をする人を少なからず知っていますが、彼らの人生に必ずしも宗教的な理念があるわけではありません。霊視は、宗教的な才能というよりは霊能的な才能なのです。それを有している聖者は、目をつぶればそれを見ることができます。それを有している霊能者は、いつでもトランス状態に入ることができるのです。サットヴァな食物を摂るという初歩的な宗教理念を欠いている場合、彼らは多くの場合、精神的に病んでいます。私はインドで何人かの霊能者に会ったことがありますし、時々インドを訪れる有名な外国人霊能者に会ったこともあります。彼らの予知は非常に範囲が限定されており、しかも信じるには危険すぎます。ただし、時として彼らがびっくりするようなことを言い当てることがあるのは、私も認めます。
しかし、霊視よりもずっとずっと素晴らしいのは、占星術によりホロスコープを真剣に深く読み解くことです。その結果のほうがよほど信憑性が高く、より本質的で、時として、よりドラマチックでさえあります。
(4章のおわり)
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