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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

星を見つめる聖者たち 3章
グルのグル
 
Prabhu Bejoy Krishna Goswami
Yogis, Destiny, and the Wheel of Time: 3rd Capter # 01

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(No.01)

3章は、ラオのマントラ・グルのグルの話です。
ちなみに、グルとは「グ(無知)」を「ル(取り除く人)」という意味だそうです。

私のグルの経歴

バージャンの儀式の最中に、ひねたユーモア・センスをしたある聖者が「聖者に過去はなく、罪びとに未来はない」と言ったそうです。わざわざこれに反論しようというわけではないですが、金にまみれて政治が退廃した90年代のインドでは、罪びとにしか未来はないとも言えます。この聖者が言っているのは、霊的な未来、つまり来世のことで、先の見えている巨大マンションや外車などの物質的な未来に限定した話ではないのでしょう。

世の中のことを知ることはそれほど難しいことではありませんが、聖者の今までの人生を詳しく知ることは簡単なことではありません。真の聖者は「わたし」という主語を用いて過去を語ろうとしませんし、たとえ語ることがあったとしても本当に近くにいる弟子や個人に、ぽつりと話す程度です。そこで話される内容も、「なぜ現世や肉体が彼に苦しみを与えるのか、それらを乗り越えていなければ、それらはどういうふうに苦しみを与えるのか」といった話です。

私はシルヘット(現在はバングラディッシュ)にいるグルバイ(兄弟弟子)たちに私のグル(スワミ・パラマナンダ・サラスヴァティ)の過去について聞いて回りましたが、兄弟子でさえ、私が知っていること以上の情報をもっていませんでした。もちろん、こうやっていろいろな情報源から情報を得てクロスチェックすることはできましたが・・・。

ラオのマントラ・グル

そういうわけで、ヴィムショッタリ・ダシャーの金星期から太陽期にかけて、つまり山羊座期の終わり(1946年)までのグルの経歴は、長いあいだ手探り状態でした。そしてカルカッタにいるある兄弟弟子から話を聞くことができ、やっとグルの個人的なことがはっきりと、より詳しくわかるようになったのです。

(つづく)

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