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新刊書

「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

星を見つめる聖者たち 2章
マイ・マントラ・グル
A Profile of Guru's Life

Yogis, Destiny, and the Wheel of Time: 2nd Capter # 13

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(No.13)

真の修行者(サーダカ)は自分の才能を隠します。ラオのマントラグルであるムリナルも自分の才能を隠し続け、後に彼がスワミ・パラマナンダ・サラスヴァティとして知られるようになるまで、人々は彼のことを忘れていました。

能ある鷹は爪を隠す

デリーには、自分もそういう能力を持っていると言いふらしている連中もいました。ウイスキーをたっぷり飲めば、その能力はもっと発揮できるとか・・。しかも、闇取引をやっている連中や簡単に開運したいと思ってる連中がいて、それを真に受けているというのです。私の友人であり、優秀な占星術家であった故カナド・リシ・バトナガルも同じような噂が流れたことがあります。

しかし、私の見る限り、彼が見事な予言をするのは正気なときです。彼は日曜日の朝とか夜に私のところにやってきていましたが、深酒は謹んでいました。逆に、ある日彼がぐてんぐてんによっぱらって私の家に来て、私に鑑定をしてくれと言ってきたことがありました。その時、家には国会議員が来ていたのですが、その議員は二度とうちに来なくなってしまいました。

デリーでは、占星術さえ知っていれば酒の一杯や二杯はただで飲めるのです。

そういう度量の狭い人とは違い、真の修行者(サーダカ)は自分の才能を隠します。若いムリナルも自分の才能を隠し続け、後に彼がスワミ・パラマナンダ・サラスヴァティとして知られるようになるまで、人々は彼のことを忘れていました。

その中の一人に、ムリナル・カンティに恋した女の子がいました。私はこの女性を良く知っています。彼女は彼と結婚したいと思ったのですが、こう言われました。

「僕は結婚しない。しかし、人生のある時期から、君は僕の近くに来て、僕は君を導くことになるだろう」

その時、彼女はまったく理解できなかったのですが、国の分割(注13)があった後、彼女はカルカッタの難民となり、その後に彼の弟子になりました。彼女はとても熱心な弟子となり、宗教的な成熟を果たしました。彼女が死ぬとき、彼女は周りの人に嬉しそうに言いました。

「私は自分の人生でやりたいことをやって、本当の宗教的な至福を経験することができました」

注13: インドは1947年に分割され、東ベンガルは現在のバングラディシュとなりました。ヒンドゥー教徒は国から追われることになりました。

(2章 おわり → 3章に続く 

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