| ☆デーヴァラハ・ハンス・ババ
デーヴァラハ・ババのとても熱心な弟子として現在有名になっているハンス・ババについて、私は本のなかで批判しました。
なぜ批判したかというと、彼の偉大なグルのように彼もまた「ヨーギー」でありながら、多くの日和見主義者たちにすでに囲まれているからです。彼は、偉大なグルが転生した魂なのか、それとも単に偉大なグルの弟子で、その足元にも及ばない存在なのか、これはすでに物議をかもしています。この議論はあと数年続くでしょう。
あるジャーナリストが、ヒンディー語の本の中で「ハンス・ババこそは、彼自身の偉大なるグルであるデーヴァラハ・ババの転生した魂である」という結論を書いています。私はこの議論にあまりかかわりたくなかったのですが、この議論に巻き込まれることになってしまいました(注20)。
| 注20:私はこの議論に巻き込まれました。一度さんざん叩かれてから、以来2度の機会がありましたが、私はこのババを避けるようになりました。というのは、無智なジャーナリストが、このババを彼の偉大なグルの輪廻転生であると喧伝したからでした。実は、彼のグルこそが本当に偉大なグルでした。 |
私はこのババに36日間連続で一緒に過ごしたことがあります。
毎日、最低16時間は奉仕しました。デーヴァラハ・ハンス・ババは、私の目の前で数々の奇跡を見せ、医学的には不治の病をも治しました。しかし、多くの群集が彼を取り囲み、病気を治すことだけを期待し、ババの有する偉大な宗教的教えを学ぼうとしませんでした。
私はそれを見て、苛立ちました。苦しまなければならない悪業を持った衆生があれほど多くいて、そしてそれぞれの悪いカルマがどうやって灰と化し、人生すべてが幸せになるなんてことがあり得るのでしょうか。もしそういうことがあるとすれば、言葉自体はよく理解されてはいるが、その作用の仕方にミステリアスな部分がある「カルマ」の法則に反するではないですか、と私は主張した(注21)のですが、私のようなまとめ役はいつも非難を浴びるはめにあいます。
彼らは、自分たちが間違ったプロパガンダの被害者であるかのように思い込んでおり、自己の不幸や病気から抜け出すことを期待する以外のことは考えられないのです。
| 注21:アメリカ人は、インドの伝統的な精神世界のスポークスマンの役目を買って出る前に、まずジャダ・バーラトの物語を読んで学習すべきでしょう。 |
(つづく)
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