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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

星を見つめる聖者たち 10章
私のジョーティッシュ・グルU (その13)
Yogis, Destiny, and the Wheel of Time: 10th Capter # 1
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(No.13)

タイミングをはかる技法のひとつであるヴィムショッタリダシャーをきちんと使いこなせるのは、バスカラナンダ氏だけだったと言います。しかも、答えにくい質問に答えるとき、彼は批判や中傷をものともせず、伝えるべきことのみを伝え、余計なことはいっさいしゃべらなかったそうです。占星術家が身に付けるべき、超世俗的な特質のひとつと言えます。

ヴィムショッタリ・ダシャー

ヴィムショッタリのマハーダシャーを正しく正確な方法で読み取れるのは、私のグル(バスカラナンダ氏)だけでした。その他の本に書かれていることはすべて、とても紛らわしいものです。あるとき、ほとんどの占星術家がある学生の不幸な出来事を予知したことがあったのですが、ヨーギジのみが非常に素晴らしい優秀性が顕現する時期であると言いました。それはびっくりするほど当たりました。

私は彼の技法を試し、60%以上の成功を収めています。彼はこれについて二人にだけ教えました。しかし、我々にはそれについて話し合わないように、そして、時がきたらそれに値する人にだけ伝授するようにと誓いを立てさせました。そのやりかたの具体例として、彼はもっと若い世代の詳細なホロスコープを見せ、その方法がどのように機能するのか、そしてなぜ使えるのか、について説明してくれました。

いつも、話し合いの終わりに出てくる意見はひとつでした。 「占星術は最も広大な海であり、より高い精神的サーダナ(修行)に進むために、何らかの段階に達した時点で人は占星術を捨てなければならない」というものでした。

確かに、バスカラナンダ氏は占星術を捨て、それ以降ホロスコープに触れることはありませんでした。しかし、亡くなられる7、8年くらい前、二人きりになったとき、彼は私にこう教えてくれました。「多くの人の様々なことが、シッディ(超能力)でわかるようになったので、もうもう占星術は必要なくなったんだよ」と。

私のマントラ・グルであるスワミ・パラマナンド・サラスヴァティ氏は、ホロスコープを必要としていませんでした。誰かからの質問に答えたくないときはいつも、彼はホロスコープをまず作るように指導しました。そしてそれについて検討しながら、その人にとって喜ばしくない部分は、非常に薄い糖衣でおおうように言い残しておくことがよくありました。私にはそれが理解できました。占星術をよく知っている他の人たちも理解できました。しかしそれは、多くの誤解を生み、グルジに対する批判の材料とさえなりました。彼は偉大な聖者だったので、それらをすべて許容しました。

あるとき、カルカッタの別のグルの弟子(ここではスワミGと呼んでおきましょう)が、サラスヴァティ氏に対して不快に感じられる記事を書きました。サラスヴァティ氏はそれに対していっさい
反応しませんでした。後日、スワミGが病気になって、医者も臨終が近いと宣言した時、彼は私のサラスヴァティ氏に伝言を伝えました。私は他の数人とともに、サラスヴァティ氏とスワミGの話し合いの場に行きました。そこでサラスヴァティ氏はスワミGにこう言いました。「診断に基づいて、医者には好きなことを言わせておけばいい。あなたは少なくともあと5年は健康に生きるでしょう。」

その後、スワミGは回復し、6年間生き長らえました。彼の弟子たちは私のサラスヴァティ氏をとても賞賛するようになりました。

ヨーギ・バスカラナンダ氏の場合、そのような批判を耳にしても、言い返すことさえしませんでした。あるとき、私だけにこのように教えてくださいました。「霊的な分野や占星術の分野において、欲に目がくらんだ人たち(マーセナリー)は、いつも伝道者(ミッショナリー)を批判する。

(つづく)
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