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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

パレスチナ:産みの苦しみ
KN ラオ
Palestine: the Birth Pangs of a State
by KN Rao
(April 17, 2002)

日に日に混迷の度合いを深めつつあるパレスチナだが、核兵器使用の可能性もでてきている。

そういえば、牡牛座に惑星が集中する5月14日は、イスラエル建国記念日でもある。なにかあるとしたら、やはりイスラエルがらみなのだろうか?

しかし数年後には、パレスチナ国家の建設という明るい未来も開けているという。

(2002年5月6日)
パレスチナ: 産みの苦しみ

これを書いている2002年4月17日現在、世界の新聞とテレビのチャネルは、コリン・パウエル率いる使節団の失敗について報道している。パウエルは、停戦の実施、そしてイスラエル軍がパレスチナ占領地から撤退した後、パレスチナ・ゲリラにイスラエルを攻撃しないように説得するために、中東に派遣された。

From: "108 knrao" <> To: jyotish-list@world.std.com

Subject: Jyotish: Sharon's tenure (シャロンの任期)

Date: Sun, 11 Mar 2001 22:58:45 -0000

シャロンの就任宣誓式から明らかに、彼は突然辞任するなどして、首相としての任期をまっとうできないだろう。

K.N.ラオ

まず最初に、アメリカに住んでいる友人から1998年に頂いた電子メールに対する私のリアクションから話を始めることにしよう。彼は、CIAの報告に基づいて、2002年以前に核戦争が勃発する場所として最も有力なのは、インド=パキスタン国境であるとそのメールの中で述べている。私は返信の電子メールで、核戦争はイスラエル=パレスチナ国境で勃発すると見ていると書いた。

友人に対して私は、以下(参照:Star Teller of July 2001)のように書き送り、後に私のウェブサイト(www.journalofastrology.com)にもアップした。

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ヒンドゥー暦を使った2002年のニューイヤー・チャートから明らかなのは、「米国は攻撃性を増大させ」「何人かの首脳が死んだり名誉を失ったり」「石油危機によって、望みの無いアラブの石油に依存する代わりに自国の油田開発を促す」などの点である。

アラブ諸国もまた世界政治におけるアラブの石油の重要性に気づいており、サウジアラビアのファサド国王は(禁油政策の結果として生じた)1970年代や1980年代の初期における石油危機の影響に気づいている。そして彼は、彼に従うイスラム教徒に対して、神の次に依存すべき「主要資源は石油だ」と述べている。そして「イスラム教徒過激派は、OPEC加盟の13ヶ国のうち10ヶ国はイスラム諸国である」と好んで主張している。 (Oil and Islam by Jeremy Rifkin in Saudi Times (14 April 2002)

これからどういう恐ろしいことが起こるかは、予測に難くないだろう。しかしいったい誰が、これがおそらく一年以内にパレスチナ国家を形成するプロセスが一気に進むであろうを想像できただろうか?

何が起こるかは、パレスチナ自治区がPLO-イスラエル平和協定に合意した1993年9月のホロスコープから読み取ることができる。

イスラエルのラビンとペレス、そしてパレスチナのアラファトがノーベル平和賞を受けた時に、オスロの声明は希望を掲げ、問題が解決されたという誤った印象を世界に与えた。その印象はその時は正しかったが、いまはそうでない。

なぜパレスチナ国家が早期に形成されず、今になって急速に形成されようしているのか。これは占星術によって理解するしかない。


PLOのホロスコープは明確な弱点がある

a) 子供を幼児期に殺すヨーガとして知られているバラリシタヨーガ(Balarishta yoga)があり、今回はPLOが抹殺されるだろう。そして、その紛争地域に平和をもたらそうとするすべての努力は無に帰すだろう。これは月と土星のコンビネーションによって引き起こされる。
b) 古くから伝わるインド占星術で、このバラリシタヨーガ(balarista yoga)は二通りの仕方で無効になる。ひとつは、ラグナからケンドラに位置する天秤座の木星が月にアスペクトしている場合である。

PLOのホロスコープに使用された時刻が正確であるとすると、蟹座と獅子座の境界、つまりガンターンタの度数にアセンダントが位置することになる。

10室に在住している太陽は、ムルチュバーギャ(MB)の度数にあり、しかも土星からアスペクトを受けている。太陽にアスペクトしている木星は逆行している。

コリン・パウエルのように、ヤセルもテロリズムに関した問題について言葉を濁らすだろう。パレスチナ人は、パウエルが空約束を提案をしたと非難するだろう。シャロンは、彼のスケジュール通りにイスラエル軍を撤退させ、敵意だけが残るだろう。

PLAのホロスコープに目を転ずれば、現在、5室に在住するラーフのダシャー期である。2002年の7月からは、ケンドラに在住する木星がアスペクトするので、正気を取り戻すだろう。アンタラダシャーは太陽の次に金星が続くが、金星は10室に在住するので、問題は依然として山積みのままではあるが、パレスチナはいずれ浮上することを暗示している。

2002年9月から、ジャイミニのチャラダシャーでは山羊座のアンタラ・ダシャーに入る。より正気を取り戻す希望と見て取れる。1993年から続いた、パレスチナ国家の産みの苦しみは(女性の妊娠期間である9ヶ月と異なり)終わりを迎えつつある。

しかし金星のアンタラダシャーが終わるとすぐに、太陽のアンタラダシャーが始まる。土星が双子座をトランジットし、10室の支配星かつ魚座に在住する火星に(10番目の)アスペクトし、蟹座に在住する木星も(9番目の)アスペクトする。アンタラダシャーの流れはすべて、パレスチナ国家の正規な出現を示唆している。

いくつかの有効な解決索がでる時、アリエル・シャロンやヤセル・アラファトに栄光はもはやなく、彼らには、自分たちの時代は終わったのだと静かに受け止める冷静さが求められるだろう。

占領地がいつパレスチナへ返還されるかは、難問である。それはゆっくりと、そして4室と4室の支配星に絡んだ惑星が活性化される数年後のアンタラ・ダシャーかプラティアンタラーダシャーが巡ってくるときに現実のものとなるであろう。

数度の流血の惨事のあと、2002年の7月から一年ないし数年の内に、有効な妥協案が実を結ぶだろう。

(Written on 17 April 2002)

KNラオ

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