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「ラオ先生のやさしいインド占星術−入門編」

 

 

 

 

 

 

しかし、世界はより困難に・・・
アメリカのテロを予測したインド占星術
K.N.ラオ

But Difficulties will Increase
America under attack and Hindu astrology:
Sensational predictions which came true
By K.N.Rao

ラオが、1999年12月26日付のサンデー・ヒンドスタン紙で占った新世紀に関する記事の翻訳です。予言ごとに、成就したかどうかがコメントとして述べられています。2001年9月11日のテロ事件に関すると思われる予言も掲載されています。

「しかし、世界はより困難に・・・」
アメリカのテロを予測したインド占星術
K.N.ラオ

(この記事はヒンズー後のサンデー・ヒンドスタン紙の1999年12月26日号に掲載されました)

 
(1) グレゴリオ暦の20世紀が終わろうとしている。新世紀はどのようになるのだろうか?
(2) ヒンズー・ニュー・イヤーは終わり、幾つかの成就した出来事には、コメントが記されています。
   

時代はまだ変わっていない。それは、グレゴリオ暦における世紀の終わりと次の世紀の始まりに過ぎない。ほとんどの人は、世紀の節目を表わすニューミレニアムという言葉に酔いしれているだけの話なのだ。それは精神異常という疫病と言えないこともない。人々は、喜びがない交ぜになった得体の知らない不安とともに、日の出の準備をしているともいえる。事実、グレゴリオ暦において世紀が変わるだけの話であって、英国式の暦が終わるから騒いでいるだけなのだ。たとえばコンピュータ技術者は、このイベントをY2K問題として捉えている。

アメリカや他の国では、数百万人単位の人々が、12月31日には飛行機に乗らないようにしようと心に決めている。銀行のオンラインサービスがどうなるかは、1月になるまでだれもわからない。

〔コメント〕Y2K問題は、災難とはならなかった。

問題なのは、その占星術的な意味合いである。変化は起きるだろう。しかしそれは世紀の終わりだからではない、土星と木星が牡羊座の28度でコンジャンクトするからである。このコンジャンクションは、太陽系全体に影響を及ぼすだろう。この後、2001年になれば、木星と土星は牡牛座で再度コンジャンクトする。そして火星とラーフも他の惑星とコンジャンクトする。そしてそのとき、インドは戦争に巻き込まれるだろう。旱魃の可能性も高くなるだろう。1999年、気象学者らは、十分な雨が降るだろうと予測したが、そうならなかった。

〔コメント〕インドでは、旱魃があったところもあった。他のところでも、十分な雨が降らないところもあった。ラジャスタン、サウラストラ、そしてオリッサ州では飢饉があった。

2002年は、このような災害が起きると、インドは大変な危機を迎えることになるだろう。グレゴリオ暦の世紀の終わりについてあれこれ言うよりも、来るべき「ヒンドゥー・ナヴァ・サムヴァッツァー(ヒンドゥー・ニュー・イヤー)」に注目した方がいいのではないだろうか。(註:様々なヒンドゥー・ニュー・イヤーがあるが、最も一般的なのは、チャイトラ・シュックラ・プラティパダである。)

〔コメント〕ヒンドゥー・ニュー・イヤーは通常はグレゴリオ暦の3月から4月にかけて始まり、次の年の3月から4月にかけて終わります。

最初に、肯定的な点について検討しよう。インド独立時のチャートによれば、1999年11月4日から2002年7月5日までの間は、インドは金星/木星期です。金星は6室の支配星で、木星は8室と11室の支配星です。11室の支配星なので、木星は物質面での繁栄を意味しますが、8室の支配星でもあるので、この期間に多くの国葬があるでしょう。つまり、現大統領・首相あるいは前大統領・首相にとっては良くない時期といえます

〔コメント〕S.D.シャルマ大統領は、この時期が始まってすぐに亡くなられました。経済的に進展しましたが、目立ったことはありませんでした。

共和制時代のチャートでは、1998年7月15日から2001年5月21日まではラーフ/土星期にあたります。土星は11室の支配星で、6室に在住しています。これは、多くの修正条項が憲法に付け加えられることを意味しています。しかし、すべてがいいものばかりではありません。ラーフ/土星期には、非常事態を宣言しなければならないことも意味しています。

〔コメント〕憲法改定委員会は、このテーマに関心のある人々の関心をかいました。非常事態宣言は発動されませんでした。

2000年4月の年間チャートでは、太陽と月が5室で最高星位にある金星とコンジャンクトしていますから、幾つかのことが明らかです。ひとつは、投機は1998年に比べて1999年の方がいいでしょう。同様に、多くの多国籍企業がインドに進出するでしょう。

〔コメント〕幾つかの多国籍企業がインドに進出しました。

コンピューターの分野、特にソフトウエアでは、インドは大国になるであろうことは周知の事実です。この分野は、予想以上に成長するでしょう。

〔コメント〕インドはIT分野ではとても躍進しました。いつくかのインド企業は、アメリカも含む海外の国に支店を開設しました。

さらに、新薬やコンピューターの分野で創造的な技術革新が行われ、多くのインド人が国際的な賞を受賞するなどの栄誉をさずかるでしょう。

〔コメント〕アーユルヴェーダなどの医療分野では多くのインド人が貢献しました。

音楽や文学への関心が増し、この分野ではインドは国際社会で認知されるでしょう。

〔コメント〕映画では、特にラガーンでは、音楽監督がすばらしいと絶賛されたが、その他の分野では世界的に認知が進んだとはいえない。

ケートゥが3室に在住:
ケートゥが3室に在住し、土星からアスペクトされ、明らかにインドが大陸間弾道ミサイル製造の最終ステージにあることを示しています。しかしこのケートゥは、1999年よりも多くの交通事故があることを意味し、鉄道大臣にとってはあまりよくないニュースです。

〔コメント〕スペース・プログラムでは、インドはずいぶん成果をあげました。そしてミサイルについても同様です。また、大変な鉄道事故が起きました。ママタ・バネルジ鉄道相は、ベンガル地方の政治利権のために辞職に追いやられました。

土星と火星、木星は、6室に在住し、カルギル時代と同様に、国境の州で起きたテロ活動に一役を買っています。インドはまた戦争のような狂気を経験するでしょう。ジャムー・カシミールにおけるテロリズムの恐怖は、かつてないほど大きなものとなるでしょう。

〔コメント〕カシミール地方ではテロ活動が活発化し、Disturbed Area Actという法律が施行された。

9室のラーフは火星からアスペクトされ、あまりめでたくない。緊張や蜂起が、以前と比べて多くなるだろう。裁判所の決定は、政府にとって問題の種となるだろう。

〔コメント〕イスラム原理主義者といわれるSIMIの活動は、年中ニュースで取り上げられていた。

5室の支配星と6室の支配星がタイトにコンジャンクトし、人的資源省(Ministry of Human Resources)にとってあまりよくない。議会や裁判所で取り上げられるような問題が多く起こるだろう。そして政府にとっても厄介な問題となろう。

〔コメント〕これはみどとに的中した予言と言える。2000年10月、全印大学審議会は、カルマカンダとジョーティシュ(インド占星術)を正規のカリキュラムとして導入することを決めたが、科学者がこれに反発し、審議会の議長の退任を求める署名運動さえも起こした。アンドラの高等裁判所で戦われ、嘆願書は退けられたが、現在、最高裁へ上告され、最高裁は嘆願書を受理した。

年間チャートには、明るい面も見られる。暴力や無政府主義の外にも、精神性への目覚めが明確に読み取れる。そしてそれに沿って、人々は神々への献歌に惹かれるようになるだろう。

〔コメント〕精神世界だけを扱うアシュタとサンスカールという2つのテレビチャンネルは、大ヒットとなった。

パキスタン:
パキスタンは、インドより1日早く独立を勝ち取ったが、それは占星術的に見ると大きな誤りであった。分断された東パキスタンは、バングラデシュとして独立した。2000年の終わりには、内戦も勃発しそうだ。そしてそれはさらにパキスタンを分断することになるだろう。しかしパキスタンが分断する前に、インドはカシミール問題で拘泥するだろう。

パキスタンでは内戦が起き、バングラデシュのときのようにさらに分断されるだろう。

〔コメント〕新聞によれば、軍関係者によるパキスタンのムシャラフ大統領に対する複数の陰謀がささやかれている。


米国用200年ヒンドゥー・ニュー・イヤー

アメリカ
アメリカは幾つかのテロ活動の餌食となろう。しかもしれは本土で起きる。幾つかの陰謀はすでにたくらまれている。クリントンの後継者は、民主党出身者ではないだろう。しかし、候補者の出生チャートがないので、詳細な検討はまだできない。

〔コメント〕この予言も的中した。2001年9月11日、テロリストが飛行機をハイジャックし、120階建てのニューヨーク世界貿易センターのツインビルを破壊し、ペンタゴンに甚大な被害をを与えた。これはパニックを引き起こし、世界は戦争に突入した。FBIの報告によれば、陰謀はすでに1年以上前から計画されており、それはヒンドゥー・ニュー・イヤーでこの予言がなされたときと符合する。

ロシア
ロシアの宇宙計画は再開し、人々を驚かせるだろう。国際政治では、「ブラフ(脅し)」を使ってくるだろう。

〔コメント〕プーチン大統領は、英語で行われた記者会見で、チェチェンでの強行は「人間性に対する犯罪行為」ではないのかという記者からの問いに対して、「もし目覚めないのであれば、あなた方も同様に原理主義者の手によって苦しむことになるだろう」と答えて、報道関係者を脅した。2001年9月11日、それは現実のものとなった。

ロシアと中国は接近し、これまでアメリカが世界で唯一行ってきた圧力外交をやめさせるだろう。

〔コメント〕ロシアと中国は友好条約の他多くの条約を調印した。

インドでは、グレゴリオ暦が終わるからというだけの理由で次の世紀についてあれこれ予言をするのは意味がないのではないかという議論があるだろう。

〔コメント〕 (1) 1年の予言は、どれもニュー・イヤー・チャートを元に行われ、それは1月から始まるいわゆるグレゴリオ暦のニュー・イヤー・チャートではない。そのチャートには天文学的な意味がない。ヒンドゥー・ニュー・イヤー・チャートは太陽と月の配置をベースにしているので、新年を占うにあたって唯一科学的な根拠を有していると言える。そかしニュー・イヤー・チャートで新年の占う前に、国のチャート(それが入手可能であれば)をまず検討すべきだ。
  (2) アメリカのチャートは、この記事(2000年12月26日掲載)では省いたが、ここに掲載する。12室からは、2001年9月11日に現実のものとなった陰謀の印がはっきりと読み取れる。

 

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